タダです。
今週のアップデートをまとめていきます。
1、Redshiftアップデート:CTASで表を作成時に自動的に圧縮されるように
・Redshiftにメモリ確保やクエリーキャンセルの改善など、いくつかの機能改善に加えてCREATE TABLE AS SELECT (CTAS)のへ新機能が追加されました。
・CTASは、SELECTの結果をもとにそのデータが入った表を作成するという構文で、集計データの保存や分析の途中のデータを表として保存して再利用する時に有効です。
2、新しいユーティリティ – すべてのリージョンで長いリソース ID 形式にオプトイン
・EC2のインスタンスIDの文字列が12月5日〜16日の間は、17文字の文字列がデフォルトとなります。
・11月1日からdescribe-id-format コマンドを使用して希望のリージョンのカットオーバー期限を確認できるようになります。
・この対応をする時に有用なツールが出ました。以下のように導入が可能です。
$ wget https://raw.githubusercontent.com/awslabs/ec2-migrate-longer-id/master/migratelongerids.py $ chmod +x migratelongerids.py
3、Amazon CloudWatch の更新 – メトリックス保存期間の延長とユーザーインターフェイスの更新
・CloudWatchのメトリクスの保存期間が14日から15か月まで延長となりました。
・監視データの粒度によって保存期間が違うようなので、必要なデータによっては15か月じゃ欲しいデータが存在しないってことがありえそうです。
1 分間内のデータポイントは 15 日間にわたり利用可能です。
5 分間内のデータポイントは 63 日間にわたり利用可能です。
1 時間内のデータポイントは 455 日間 (15 か月) にわたり利用可能です。
4、クラウドおよびオンプレミスワークロード用の新しい Amazon Linux Container Image
・Amazon Linux Container Imageをオンプレ、クラウド両方で使えるようになりました。
・Dockerイメージとしてそのまま使えるし、別のイメージを作るための土台としても使えます。
5、AWS Marketplace の顧客向け製品サポート接続(英語版)
・AWS Marketplaceで利用する製品ベンダーに利用者の連絡先情報を提供する製品サポート接続機能を提供しました。
・これで、ベンダーはより良いサポートを提供が可能となりますが、これを利用するかどうかは任意です。
6、週刊 AWS – 2016 年 10 月 24 日
・10/24~10/30までのニュース情報がまとまっています。
7、新機能 – Amazon Simple Email Service (SES) にメトリックスを送信
・SESの送信、拒否、配信、バウンス、苦情などが発生するたびに JSON 形式のレコードを Amazon Kinesis Firehose に発行するように SES を設定することができます。
・ CloudWatch にメトリックス集約を発行できるように SES を設定することができます。メッセージにタグを追加することで、キャンペーン、チーム、部署に基づいて到達精度をトラッキングできます。この情報はメッセージやメール戦略の微調整に利用できます。
以上が今週のアップデートになります。