継続は力なり

タイトル通り定期的な更新を心掛けるブログです。

【日記】今年で5年生になりました

タダです。

今年の4月に社会人5年目になりました。
今の会社では、4ヶ月目なので、社歴としてはピチピチ感があります。

唐突ですが、3社目の会社に移って試用期間も終わったので、これまでの社会人生活を振り返ってみようと思います。
個人的な人生観の一つに「諦めなかった結果、人生を好転させたい」というのがあります。
スタートがどん底であっても自分の努力次第で好転していくことは可能と信じてやってきました。

新卒で入ってすぐ辞めた

というのも最初に選んだ会社での経験があって上のような人生観を持ちました。
初めて入社した会社は、いわゆる絵に描いたようなブラックで肉体的、精神的にボロボロでした。
自分の中では、当時一生懸命就活した末に見つけた会社だと思っていました。
今振り返ると、全く一生懸命に就活していなかった結果だったのだと思います。

入社前から同期が半数近く内定辞退していたり、インターン中なのに一人が失踪するしで自分の入る会社に違和感しかなかったです。
卒業も確定しているし、もう1度就活する気力もなかったので、まずは働かなきゃと思っていました。
本当にこの会社でいいのか、本当にここで働きたいのかを真剣に向き合えてなかったです。

その結果、こんな甘ったれだったので1年経たず、退職しました。
辞めたはいいものの、周りの反応は厳しい意見が大半でした。
転職活動をやっていて、大した実力もなく1年も経たず会社を辞めてしまう人間を雇ってくれるところなんてなかなか見つかりませんでした。
この時ほど自分の価値のなさを悟ったことはありません。

まさしくどん底で、学生時代の友達が研修を経て働き始めている中自分は何の仕事もしていなく、何やってんだろうととことん沈んでました。
ただ、この経験があったからこそ自分の現在地を確認して、上に上がっていくしかないと思えました。

AWSとの出会い

幸い転職ができて、客先常駐した先でAWSに触れる機会がありました。
何でこんな簡単にインフラ環境が手に入るのか!と思って惹かれていきました。
また、常駐先の方から「AWSってとても有用な技術ってわかるけど、イマイチ導入に踏ん切りつかないお客様多い」と聞き、
じゃあ自分がそのサポートしていけるようになりたいと思いました。
結果、アプリケーションエンジニアスタートのキャリアからインフラエンジニアへジョブチェンジしました。

その後は、業務でインフラ(主に、サーバー寄り)の業務をやりつつ、JAWS-UGの勉強会に時間を見つけて出席していきました。
最初は、登壇している方々が何を言っているのかわからず、ぽかんとしてました(不勉強な自己責任です)。


ただ、少しずつ勉強していき、参加してもわかる範囲が広がったり、最近のトピックをエンジニア同士で喋って互いに高め合うことが楽しくなっていく感覚を覚えました。
AWSのアップデートは頻繁ですが、その分自分たちが使えるようになってお客様に新しい価値を提供することができる機会にも恵まれていると思いました。
この感覚があって自分が志向する方向性も合っていたと思ったので、よりAWSを仕事にしていきたいという想いも強くなっていったのですが、「自分には早すぎる」と感じていた部分がありました。

何の根拠もありません。
ただ、2社目を探していた頃、ある面接で「次、入る会社には最低3年は勤めなさい」と言われたのが引っかかっていたのかもしれません。

そんな時に、ハンズラボの青木さんのブログで、

技術を習得するのにはやはり時間がかかりますし、じゃあどこまでできたらいいのかという線引きも難しい。

そして何より、その技術を習得している間も時間は過ぎます。

確実に年をとります。

狙っている会社の募集枠はなくなるかもしれないし、景気が悪くなるかもしれない。それに、年齢が上がると、採用側のハードルもやはり上がります。これはかなり重要なポイントです。

もちろん、募集はこれからも続くかもしれないし、もっと景気がよくなるかもしれない。でも、年をとるこことだけは確実…。

この文章を見て、社会の感覚に合わせるのではなく、自分の感覚に合わせてキャリアを選択していくことが自分にとって大切だと思えました。
その時から少しずつAWSの仕事をメインでやっている会社さんを視野に転職したいと思い始めました。

yuka-rin.hatenablog.com

今の会社に入った後

今の会社のサーバーワークスとは、JAWSやイベントに参加したりして社員との出会いが多かったこともあって、
会社のことや仕事のことを知る機会が多かったです。
今の会社に移った経緯については、今年の新卒の子にまとめてもらっているのでご覧ください。

www.wantedly.com

結果として、今の会社に移って良かったのかという話が出てくるかと思いますが、自分としては良かったです。
やりたいと思ったAWSばかりの仕事やお客様のAWSで困っている課題を解決する仕事に就けているのもあります。
が、何より家族や友達、先輩・後輩に会うと、

「お前、元気そうだし楽しそうだな」

って言って貰えるようになったのが一番良かったと思えるポイントです。
1社目の時は、そもそも会社以外の人と会う時間するなかなか作れず、会ったら「大丈夫か?」と心配されていました。
そんな反応から変わっていけたのは、仕事ももちろんですが、会社の人たちと飲んだり部活で交流したり、JAWSに参加するのが楽しく、SNSで発信していきたいと思えることが周りに増えたからだと思っています。
俺、元気っすっていう発信だったり、人と会うことで元気にやっている様子を周りで気にかけてくれている方々に見せることができるようになれたのが今の会社に入って一番良かったことだと思います。
※さっきのインタビューの内容をFacebookに投稿したところ、学生時代の友人から大学の恩師までたくさん反応してくださいました。
ありがとうございます。

JAWSでも先日初めて登壇させて頂きました。

これから

最初はどん底の社会人のスタートだったと思います。
でも、周りの人や今の会社との出会いがあったおかげで、少しずつ好転してきていると思います。

今後も仕事はもちろん真剣に取り組み、JAWSをはじめとした勉強会にも参加していきたいと思っています。
これからもよろしくお願いします!