タダです.
QuickSight のハンズオンキットが公式ブログでアナウンスされていたのですが,QuickSight をあんまり使ったことがなかったのでこのハンズオンシリーズを通して QuickSight の使い方を学んでいきます.今回は,「Basicハンズオン編」を取り組んでみたので学べることやハンズオンでどんな風にデータを可視化できるかをまとめていきます.なお,他のコンテンツとして「販売管理ダッシュボード編」もリリースされています.
ハンズオン概要
「Basicハンズオン編」は3部構成になっています.
- 基本的なビジュアライズの実践,クイックフィルタの設定,セルの色を変えるコンディショナルフォーマットの実践(パート1)
- フィルタの設定,計算フィールドの利用,ML インサイトによる異常検知と自動ナラティブの作成(パート2)
- Level-Aware Aggregation(LAA)機能を使った分析(オプションパート)
ハンズオンの概要としては次の通りです.
- QuickSight でユーザー登録後,データセットを取り込んで棒グラフ,円グラフ,ピボットテーブル等で可視化
- QuickSight の ML インサイトの機能を使ってデータの推移予測や異常検知の体験
- Level-Aware Aggregation(LAA)機能を使った分析の体験
ハンズオンで学べること
「Basicハンズオン編」を通して次のことを学べました.
- QuickSight でデータを取り込んで様々な表やグラフで可視化
- 表示するデータも QuickSight でサポートされている関数を使ってフィルタリングして見せたいデータを表示
- 可視化したデータを何もコーディングしなくても未来の予測値や異常検知をサクッと表現する方法
注意点としてハンズオンの制約上 QuickSight を Enterprise Edition で実施する必要があります.料金は気をつけつつハンズオンをやりましょう.
どういう可視化を実現できるか
では,ハンズオンでどんなビジュアライズができるのかを簡単に見ていきましょう.今回僕はオプションパートを除いたものになりますが,ほとんど BI を使ったことがない状態でもハンズオンで こういった可視化ができました.
パート1で作ったもの
パート2で作ったもの
まとめ
「Basicハンズオン編」の概要,学べることとどんなビジュアライズを作れるのかをまとめました.BI ツールは企業では様々な部門の人が見て各部門ごとの意思決定などに使うので,いかに見やすくわかりやすい表示にしていくかが肝と思うのですが,ツールの使い方を細かく学べるハンズオン資料の存在はありがたいです.僕と同じように QuickSight を学びたいと思っている人やハンズオン教材のことを知らなかった人が知るきっかけになれば嬉しいです.次は「販売管理ダッシュボード編」に取り組んでいきたいです.
関連情報
本ハンズオンと合わせて7/9にでる「AWSで始めるデータレイク」も学んで実践していけるとデータの利活用にチャレンジできそうです!