タダです。
今回は、 機械学習の Python コーディング補完ツール「Kite」について紹介します。
Kite とは
「Kite」とは、統合開発環境と連携し、機械学習の Python コード補完ツールです。 kite.com
統合開発環境としてサポートされているのは、Atom, Pycharm, Sublime, VS Code と Vim になります。また、サポートされているのは記事記載時点で Windows 7以降と macOS 10.10以降がサポートされています。
https://help.kite.com/article/53-quickstart
統合開発環境との連携
普段は、VS Code を使っているので VS Code に連携してみます。プラグインは以下のリポジトリのものになります。
VS Code の画面からも検索可能なので、検索してインストールします。
実際にコーディングして試してみる
「Kite」の良さはコーディング補完の側面ですので、実際に簡単なコードでコーディングしてみました。numpy
ライブラリをインポートしようとした時に、import numpy as np
まで補完してくれました。いつもは自分でコーディングしていたことを先回りしてリストしてくれるのは嬉しいですね。
また、matplotlib
で描画する際のメソッドもさくっと出してくれました。
簡単なコードですが、コード補完してもらうといつもより簡単にかけた印象です。描画もできています。
import numpy as np import matplotlib.pyplot as plt x = np.linspace(-1, 1) y = np.sin(x) plt.plot(x,y) title = "kite" filename = "kite.jpg" plt.title(title) plt.savefig(filename)
まとめ
「Kite」について紹介させてもらいました。サポートされている統合開発環境を使っていて、かつ、機械学習を Python でコーディングする時にサポートしてくれるツールとして試しに使ってみてもらって良いかと思いました。このツールを使って僕も機械学習のコーディングを頑張って行きます。