タダです。
社内のLT大会で、Code3兄弟と始めるDevOpsという話をしました。
内容としては、初心者的な内容になりますが、今後Code3兄弟と連携してDevOpsのパターンを考えたいと思っています。 今の視野に入れているのが、CodeCommitとCodePipelineがLambda連携をできるようになったので、Lambdaを組み合わせたCIをやりたいなーと思っていたら、公式やOSSでそれっぽいのが出ていて夢広ガリングです。
www.slideshare.net
- lambCI github.com
前置きが長くなりましたが、今週(8/15~8/21)のアップデート情報をまとめていきます。
1、Amazon Kinesis Analytics - SQL を使用してリアルタイムにストリーミングデータを処理
- Kinesis StreamまたはKinesis FirehorseのログをサーチするためのKinesis Analyticsがリリースされました。SQLでクエリを発行できます。
- また、クエリの結果は、S3、Redshift、ElasticSearchに放り込むことができるようなので、解析もできてしまう感じです。
- Kinesis Analyticsのログを制御するのは、プロセス「ウィンドウ」というもので、以下の3つのタイプがあります。
タンブリングウィンドウは定期的なレポートに使用されます。タンブリングウィンドウを使用して、
時間の経過と共にデータをまとめることができます。おそらく毎秒数千~数百万ものリクエストを受信するので、1分ごとの受信数を知りたいと思うでしょう。
現在のタンブリングウィンドウが閉じると、その後に次のウィンドウが開始します。ウィンドウがいっぱいになるたびに、新しい結果が生成されます。
スライディングウィンドウは、モニタリングとその他のタイプのトレンド検出に使用されます。
例えば、スライディングウィンドウを使用してリアルタイムで動くエラー率の平均をコンピューティングできます。
レコードがウィンドウに入り、レコードがその中にあるかぎり結果に反映され、ウィンドウは進行します。
新しいレコードがウィンドウに入るたびに、新しい結果が生成されます。ウィンドウのサイズを調整して、結果の精度を制御できます。
カスタムウィンドウは、適切なグループが厳密に時間に基づいていない場合に使用されます。
クリックストリームデータまたはサーバーログを処理している場合、カスタムウィンドウを使用してセッション化として知られるアクションを実行できます。
つまり、各ユーザーが実行する最初と最後のアクション (受信データ内のセッション ID により識別される) によって、各クエリをバインドできます。
各ユーザーが閲覧したページ数またはサイトで費やした時間をコンピューティングするクエリを作成できます。
2、AWS ソリューション – Transit VPC
新しいソリューションである、Transit VPCを提供開始しました。この機能を使用して地理的に離れていたり、別々の AWS アカウントで実行している仮想プライベートクラウド (VPC) をグローバルネットワーク転送センターとして機能する一般的な VPC と接続することができます。
ユースケースとしては、次の3つをサポートしているようです。 1.プライベートネットワーキング – 2 つ以上の AWS リージョンに渡るプライベートネットワークを構築できます。 2.共有接続 – 複数の VPC はデータセンター、パートナーネットワーク、その他のクラウドと接続を共有できます。 3.クロスアカウント AWS の使用量 – VPC と AWS のリソースを複数の AWS アカウントに収めることができます。
より詳しくは、こちらのドキュメントを確認ください。
3、サービス開始 – Amazon S3 が IPv6 をサポート
S3のオブジェクトがIPv6でアクセスできるようになりました。
4、AWS OpsWorksが9つのリージョンエンドポイントとアジアパシフィック(ソウル)リージョンをサポート
OpsWorksを利用できるリージョンにソウルリージョンが追加になりました。また、エンドポイントはこれまでバージニアリージョンを経由していましたが、スタックと同じリージョンのエンドポイントを経由できるようになったため、API実行遅延が改善されたり、クロスリージョンに依存した障害のインパクト限定できます。
以上が今週のアップデートになります。