タダです。
機械学習やデータ分析の勉強の過程で Python を使ってデータの可視化をやることが増えました。これまでは、「Matplotlib」のみを使っていましたが、別の手法として今回「Dash」というフレームワークを使ってみます。 plot.ly
Dash とは
「Dash」とは、Web アプリケーション 用 Python フレームワークです。Flask 、Plotly.js 、および React.js 上に書かれた「Dash」は、Web ブラウザのデータ可視化ができます。
データ可視化の例
サイトにデータ可視化の例が載っていて、様々なデータのビジュアライズができることがわかります。 dash.plot.ly
セットアップ方法
「Dash」のセットアップは簡単です。以下の2つのコマンドを実行すれば終わりです。
$ pip install dash==0.39.0 $ pip install dash-daq==0.1.0
参考情報
サンプルデータの可視化
早速、サンプルデータを可視化してみます。
import dash import dash_core_components as dcc import dash_html_components as html app = dash.Dash() app.layout = html.Div(children=[ html.H1(children='Hello Dash'), html.Div(children='Dash: A web application framework for Python.'), dcc.Graph( id='example-graph', figure={ 'data': [ {'x': [1, 2, 3], 'y': [4, 1, 2], 'type': 'bar', 'name': 'SF'}, {'x': [1, 2, 3], 'y': [2, 4, 5], 'type': 'bar', 'name': u'Montréal'}, ], 'layout': { 'title': 'Dash Data Visualization' } } ) ]) if __name__ == '__main__': app.run_server()%
コードを書いたら実行してみます。
$ python app.py * Debug mode: off * Running on http://127.0.0.1:8050/ (Press CTRL+C to quit)
http://127.0.0.1:8050/
にアクセスしてみます。このように簡単にデータを Web ブラウザ上に表現することができました。
まとめ
Python のデータ可視化フレームワークの「Dash」を簡単に紹介しました。
Web ブラウザ上に表示できるのでアプリケーションと組み合わせて、Web サイトなどに組み込んでみると面白いかもしれません!
今回は簡単な紹介にとどまりましたが、「Dash」を使って可視化の手法を今後も学んでいければと思います。