タダです。

今回はDocker実践活用ガイドの6章を読んだ内容をまとめていきます。 ※記事は理解ができるたびに何度もアップデートしていこうと思います。 book.mynavi.jp

なお、副教材としてドットインストールも使っていこうと思います。

１章 Dockerとは
２章 Dockerの仕組み
３章 Dockerのインストール
４章 Dockerを使ってみよう（コマンド編）
５章 Dockerを使ってみよう（Kitematic（GUI）編）
６章 Dockerイメージの操作
７章 Dockerを使いこなす
８章複数のDokcerを使う（Docker Machine、Docker Swarm、Docker Compose）
９章 Dockerをクラウドで使う（Docker Cloud）
１０章 DockerとJavaScriptでウェブサービスを作る（簡易オンラインジャッジシステム）
１１章 DOckerを利用した実運用ウェブサービス構築事例（paizaオンラインジャッジシステム）
１２章 paizaの実行環境APIを使いウェブサービスを作る（簡易オンラインジャッッジシステム）
１３章 Dockerの内部

6.1

Dockerイメージは、コンテナで利用するファイルシステムや実行環境・設定を１つにまとめたもの
Dockerイメージに関する主な操作は以下のとおり
- Docker Hubからイメージをダウンロードする(docker pull)
- ローカルリポジトリのDockerイメージを使ってコンテナを作成する(docker run)
- コンテナ内のファイルシステムからDockerイメージを作成する(docker commit)
- Dockerfileで記述した構築方法をもとにDokcerイメージを自動生成(docker build)
- DockerイメージをDocker Hubに保存する(docker push)

6.2

Dockerイメージのダウンロードはdocker pullを使う

docker pull ubuntu
Using default tag: latest
latest: Pulling from library/ubuntu
22dc81ace0ea: Download complete
1a8b3c87dba3: Download complete
91390a1c435a: Download complete
07844b14977e: Download complete
b78396653dae: Download complete
・
・
省略

イメージ一覧はdocker imagesで使える

6.3

コンテナからDockerイメージを作成する手順は以下のとおり
- 1.コンテナをシェルで実行する
- 2.コンテナ内でアプリケーションのインストールなどを行い、ファイルを変更する
- 3.コンテナからDockerイメージを作成する
Ubuntuのイメージを元にNode.jsの環境を作る
- まずは、docker runでコンテナ上でシェルを実行する

 docker run -i -t ubuntu /bin/bash

コンテナにアプリケーションをインストールする

# apt-get update
# apt-get install -y curl
# curl -sL https://deb.nodesource.com/setup_4.x | bash -
# apt-get install -y nodejs

最後にDockerイメージを作成する

$ docker commit <コンテナID> <Dockerイメージ名>

6.4

docker commitではDockerイメージを作成できるが、この方法ではDockerイメージを作り直すたびにコマンドで手で入れる必要がある
- コマンドの実行結果が残らないし、どのようにファイルを編集したかも忘れてしまう
DockerfileにDockerイメージの構築手順をかいて、その手順からDockerイメージを自動生成(ビルド)することができる
Dockerfileをつくってみる

FROM ubuntu

RUN apt-get update
RUN apt-get install -y curl
RUN curl -sL https://deb.nodesource.com/setup_4.x | bash -
RUN apt-get install -y nodes

Dockerイメージのビルドdocker buildコマンドでDockerfileからDockerイメージを作成する
- RUNコマンド１つにつき、1つのファイルシステムの層が作られる
- 層は１２７まで作れる

$ docker build -t ubuntu-nodejs-2 .
$ docker images

6.5

Dockerイメージを元に、アプリケーションのDockerイメージを作成する
- アピリケーションのコードを書く(app.js)

var express = require('express');
var app = express();

app.get('/', function (req, res){
    res.send('Hello world\n');
});

app.listen(8080);
console.log('Running on port 8080');

次にアプリケーションの情報を記述する(pakerge.json)

{
    "name": "docker_web_app",
    "version": "1.0.0",
    "dependencies": {
        "express": "^4.13.3"
    }
}

Dockerイメージ構築手順をDockerfileに記述する
- ADDコマンドは、ローカルにある指定したファイルを、Dockerイメージの指定したディレクトリを追加する
- WORKDIRコマンドは、コンテナ実行時のデフォルトの作業ディレクトリを指定する
- EXPOSEコマンドでは、アプリケーションが待ち受けているポート番号を書く
- CMDコマンドでは、コンテナ実行時にデフォルトで実行するコマンドを指定する

FROM ubuntu-node-js-2

RUN mkdir /app
ADD app.js /app
ADD packege.json /app

WORKDIR /app
RUN npm install

EXPOSE 8080
CMD [ "node", "app.js"]

Dockerfileのビルドする("ubuntu-node-app")

$ docker build -t ubuntu-node-app .

6.6

作成したDockerイメージはDocker Hubなどのレジストリにアップロードして保存する
Dockerイメージをアップロードする(docker tagコマンドでDockerイメージの名前を変更する)

$ docker tag ubuntu-node-app ユーザー名/ubuntu-node-app
$ docker login
$ docker push ユーザー名/ubuntu-node-app

6.7

DockerイメージはDocker Hubからダウンロードしたり、コンテナから作成したり、Dockerfileからビルドできる
Dockerfileを使うことで、構築手順を明確にして再利用が可能になる
作成したDockerイメージをDocker Hubにアップロードして、再利用や共有が可能になる

次回は7章です。

継続は力なり

タイトル通り定期的な更新を心掛けるブログです。

Docker 実践活用ガイド 6章

目次

6.1

6.2

6.3

6.4

6.5

6.6

6.7