タダです.
前回ローカルで Dify を起動してみました.簡単なアプリを作ってみます.
Dify のテンプレートから作る
Dify では LLM アプリのテンプレートが用意されているので Knowledge Retreival + Chatbot
を使って作ります.
Knowledge Retrieval
でチャットボットが検索するデータソースを指定していきますが,今回は GitHub - tasogare0919/myself-release-notes: 自分リリースノートというリポジトリの自分リリースノートの記録から検索できるように README.md
を設定します.
モデルは OpenAI の gpt-4o
を指定します.コンテキストには result Array[Object]
を指定します.この指定で Knowledge Retrieval
の回答を gpt-4o
の入力として設定できます.
設定としては以上になるのでテストしてみます.自分リリースノートにはその月に書いたブログ記事のタイトルとリンクを載せているので,ブログ記事として何を書いたかを尋ねてみます.テストで動作確認して問題なければ,公開するボタンを押します.
公開したチャットボットにアクセスする
トップ画面 > 探索 > ワークスペース > 作成したアプリ
の順番に辿ると作成したアプリケーションにアクセスができます.チャットを開始ボタンから先程のようにチャットボットに質問を投げてみます.ブログのPV数も書いているため尋ねてみたところ,2024年2月の数値が返ってきました.特定月を指定すると回答ができなかったです.
まとめ
Dify で RAG のチャットボットを作ってみました.豊富なテンプレートから簡単に LLM アプリを作ることができるので他にも試してみたいです.