タダです.
AWS Cost Usage Report を BigQuery に入れて可視化したいと思い,Locker Studio を使うことにしました.この記事では BigQuery に Cost Usage Report をアップロードして Locker Studio で可視化します.
BigQuery に AWS Cost Usage Report をアップロードする
予め AWS Cost Usage Report を S3 に出力しておきます.S3 には Parquet 形式で出力しており,ファイルをダウンロードします.
BigQuery にテーブル作成時にダウンロードした Parquet ファイルをアップロードすれば,カラムは自動認識して作成してくれます.
BigQuery でサービスごとのクエリを書く
サービスごとのコストのクエリとして次のクエリを書きました.
SELECT line_item_product_code AS aws_service_name, SUM(line_item_unblended_cost) AS total_cost FROM `[プロジェクト名].[データカタログ名].hoge` GROUP BY line_item_product_code ORDER BY total_cost DESC;
クエリの実行結果としてサービスごとのコストが降順ででます.ここまで揃ったらクエリ結果をビューとして保存します.
Locker Studio で可視化する
Locker Studio のメニューで BigQuery に接続して先程作ったビューを参照するようにします.ディメンションに aws_service_name
を設定し,内訳ディメンションと指標に total_cost
を設定したのが次の画像の棒グラフになります.取り急ぎですが,サービスごとの可視化ができました.
まとめ
AWS Cost Usage Report を Locker Studio に出してみました.手動オペレーションが多いため,次は自動化していく記事を書きたいと思います.