タダです.
GraphQL の勉強の一環で「初めてのGraphQL」を読んだり写経したのですが,その感想を記事にまとめていきます.なお,自分は現状業務で GraphQL を触ったりする機会はないが,GraphQL がどんな技術なのかを知りたくて勉強しているようなレベル感です.
目次
本書はページ数が213ページで,全7章で構成されています.
- 1章 GraphQLへようこそ
- 2章 グラフ理論
- 3章 GraphQLの問い合わせ言語
- 4章 スキーマの設計
- 5章 GraphQLサーバーの構築
- 6章 GraphQLクライアントの実装
- 7章 GraphQLの実戦投入にあたって
本書の概要
本書は大きく3つのパートで構成されているのかなと感じました.
- GraphQL の概要説明(1章~3章)
- GraphQL のスキーマ設計解説(4章)
- GraphQL の開発を体感するためのハンズオン(5章~7章)
本書で学べること
本書で学べると感じたことをまとめていきます.
- GraphQL とはどんな技術で,言語仕様や設計原則,誕生までの歴史,専門用語といった GraphQL 自体の解説があるので,全く技術に触れてこなかった自分でも概要を掴むことができました.
- GraphQL では型を簡単に定義できるスキーマ定義言語(SDL)を用意しています.SDL 関する以下の用語や考え方をさらえます.
- GraphQL を使っての開発ハンズオンではサーバーサイドとクライアントサイドそれぞれの実装をハンズオンしながら解説がされていきます.
- サーバーサイドの開発を
express
で開発し,GitHub で認証認可を行って写真投稿と写真にタグ付けするアプリケーションの開発 - クライアントサイドの開発は
React
で開発
- サーバーサイドの開発を
読了後の所感
読了後の所感として GraphQL 初心者の自分でも概要をさらえました.スキーマ設計の章で勉強したことをハンズオンパートで再度触れつつ解説が進むため設計->実装はこんな感じに進むのかというイメージを持てました.また,ハンズオンを通して GraphQL を動かして行くなかでこうやって開発していくんだというのを学べました.
まとめ
「初めてのGraphQL」を読んだ所感を中心に読むことで得られることをまとめていきました.AWS でも AppSync が GraphQL のマネージドサービスとしてあるので試してみたいなと思っていたらワークショップがあったので次はこっちをやってみたいと思います.