継続は力なり

タイトル通り定期的な更新を心掛けるブログです。

5/30〜6/5 AWSブログ

タダです。

AWS Summit Tokyo 2016が終わりました。
いやー盛り上がったようでして、人がパンパンで移動するのもままならなかったと聞いています。
今年は行けなかったので、来年は行きたいですな。

さて、今週(5/30〜6/5)のAWSブログで発表があったアップデート情報をまとめていきます。

1、Amazon ElastiCache アップデート – RedisのSnapshotをAmazon S3へエクスポートする事が可能になりました

  • タイトル通りElasticCacheのスナップショットをS3へ保管できるようになりました。
  • 料金は、S3への保管料金のみになります。

2、Amazon AuroraでCross-Region Read Replicaがご利用頂けるようになりました

  • Auroraでクロスリージョンリードレプリケーションが利用できるようになりました。
  • これでリージョン間でDR対策やデータベースのマイグレーションができるようになりました。
  • この機能を有効にするためには、データベースを作る時にバイナリログを有効化する必要があります(詳しくはタイトルのリンク先をご覧下さい)。

3、Amazon RDSでMariaDB 10.1をサポートしました

  • タイトル通りのMariaDBのバージョンがサポートされました。
  • 以下のような特徴的な機能があります。

 - XtraDB/InnoDB page compression
 - XtraDB/InnoDB data scrubbing
 - XtraDB/InnoDB defragmentation
 - Optimistic in-order parallel replication
 - ORDER BY optimization
 - WebScale SQL patches

4、Amazon EMR 4.7.0 – Apache TezとPhoenix, 既存アプリのアップデート

  • Apache Tez(データフロー駆動なデータ処理タスクの協調)とApache Phoenix(OLTPや業務分析のための高速なSQL)をサポート開始しました。
  • アプリケーションのアップデートとして次のことがありました。

 - HBase 1.2.1 – HBaseは低レイテンシで大量のデータにランダムアクセスできます。新しいバージョンはいくつかのバグ修正を含みます。
 - Mahout 0.12.0 – Mahoutはスケール可能な機械学習データマイニングを提供します。新しいバージョンには大量の数学や統計の機能が含まれています。
 - Presto 0.147 – Prestoは大量のデータセットのために設計された分散SQLクエリエンジンです。新しいバージョンは機能追加とバグ修正が含まれます。

  • RedShiftのドライバーを入れることで、EMRからRedShiftへアクセスできます。

5、AWS CodePipeline に OpeWorks とのインテグレーション機能が追加されました

CodePipelineの連携先として、OpeWorksが追加されました。


以上が今週のアップデートになります。