タダです。
AWS Summit Tokyo 2016が終わりました。
いやー盛り上がったようでして、人がパンパンで移動するのもままならなかったと聞いています。
今年は行けなかったので、来年は行きたいですな。
さて、今週(5/30〜6/5)のAWSブログで発表があったアップデート情報をまとめていきます。
1、Amazon ElastiCache アップデート – RedisのSnapshotをAmazon S3へエクスポートする事が可能になりました
- タイトル通りElasticCacheのスナップショットをS3へ保管できるようになりました。
- 料金は、S3への保管料金のみになります。
3、Amazon RDSでMariaDB 10.1をサポートしました
- タイトル通りのMariaDBのバージョンがサポートされました。
- 以下のような特徴的な機能があります。
- XtraDB/InnoDB page compression
- XtraDB/InnoDB data scrubbing
- XtraDB/InnoDB defragmentation
- Optimistic in-order parallel replication
- ORDER BY optimization
- WebScale SQL patches
4、Amazon EMR 4.7.0 – Apache TezとPhoenix, 既存アプリのアップデート
- Apache Tez(データフロー駆動なデータ処理タスクの協調)とApache Phoenix(OLTPや業務分析のための高速なSQL)をサポート開始しました。
- アプリケーションのアップデートとして次のことがありました。
- HBase 1.2.1 – HBaseは低レイテンシで大量のデータにランダムアクセスできます。新しいバージョンはいくつかのバグ修正を含みます。
- Mahout 0.12.0 – Mahoutはスケール可能な機械学習やデータマイニングを提供します。新しいバージョンには大量の数学や統計の機能が含まれています。
- Presto 0.147 – Prestoは大量のデータセットのために設計された分散SQLクエリエンジンです。新しいバージョンは機能追加とバグ修正が含まれます。
- RedShiftのドライバーを入れることで、EMRからRedShiftへアクセスできます。
5、AWS CodePipeline に OpeWorks とのインテグレーション機能が追加されました
CodePipelineの連携先として、OpeWorksが追加されました。
以上が今週のアップデートになります。