タダです.
Datadog の AWS インテグレーションでメトリクスを収集することをやっていたのですが,SageMaker のエンドポイントを収集できない課題があり,カスタムメトリクスを使っていました.ただ,CloudWatch の GetMetricData API のコストが高くなっているため CloudWatch Metrics Stream を検証してみることにしました.その内容をこの記事でまとめます.
CloudWatch Metric Streams について
CloudWatch Metric Streams は CloudWatch メトリクスを Kinesis Firehose を使って監視 SaaS 側に送る機能です.Datadog も送信先 SaaS で使えます.
CloudWatch Metric Streams に変更によるメリット
CloudWatch Metric Streams に変更することで得られるメリットとしては次のポイントがあります.
- コストが抑えられる
- メトリクスの収集間隔を早められる
- GetMetricData API は10分毎に更新されて届くところ,CloudWatch Metric Streams を使うと2~3分と短くなるため間隔を短くして収集したいメトリクスに使うのが良いでしょう
Datadog は、より低いレイテンシーが最も必要な AWS サービス、リージョン、アカウントにメトリクスストリームを使用することを優先することをお勧めします
CloudWatch Metric Sreams を使って Datadog にメトリクスを送る
ドキュメントに記載の通りに Kinesis Firehose と CloudWatch Metric Streams を設定すれば Datadog にメトリクスが送られます.Datadog の Metrics Explorer で調べると metricstreamarn
というタグが追加されているのと,加えてカスタムメトリクスで使っているメトリクスを使えたので,モニター修正しなくても良かったです.
まとめ
CloudWatch Metric Streams を使って Datadog に送るところをを設定してみたので記事にしてみました.