継続は力なり

タイトル通り定期的な更新を心掛けるブログです。

GitHub Actions で AWS の認証に使っている OIDC provider の thmbprint が更新された場合の対処

タダです.

以前の記事で GitHub Actions の AWS 認証を OIDC provider に変更したことを書いたのですが,1/13 にこれまでうまくいっていたリリースが失敗するようになりました.そのエラーに対する対応をこの記事にまとめます.

sadayoshi-tada.hatenablog.com

発生した事象概要

aws-actions/configure-aws-credentials のセクションでこれまで成功していた認証が通らなくなり Error: OpenIDConnect provider's HTTPS certificate doesn't match configured thumbprint というメッセージが表示されていました.メッセージにも thumbprint が合致してないことが表示されたので,thumbprint が怪しそうと思って調査をしてみました.

事象の原因

Twitter で下記のツイートを見つけ関連の issue も貼っていただいていたため,解決に素早く到達できました.感謝です...やはり,thumbprint が更新されたため既存のものを変更する必要がありました.

参考情報

github.blog

事象の解決方法

事象の解決方法は非常にシンプルです.元々の thumbprint が下記の値になっているので,6938fd4d98bab03faadb97b34396831e3780aea1という更新した値に差し替えました.この後,リリースを回したら成功しました.

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まとめ

OIDC provider の thumbprint 更新がされた場合の対応についてまとめました.GitHub は再発しないように調査を進めるとコメントがありましたが,issue の中で Terraform で管理する場合の例を共有してくださっていたのですが,今後も付き合っていく上ではやり方を検討していく必要がありそうです.

github.com