継続は力なり

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WordPress API を API Gateway の HTTP 統合使ってアクセスする

タダです.

業務で AWS 内から外部の WordPress のコンテンツを API 経由で取得しキャッシュもせたいというモチベーションから API Gateway の HTTP 統合を使う機会があったので,この記事で設定を備忘録として記録してきます.

API Gateway の設定

WordPress API の呼び出しは API Gatewayの HTTP 統合を使ってきます.Endpoint URL に WordPoress API のURL を指定します.取得したいコンテンツは per_page という単位で取得したいのですが,per_page の値が固定の場合は Endpoint URL に指定して完了です.per_page の値が可変にしたい場合はクエリ文字列の設定が必要になります.

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参考情報

docs.aws.amazon.com

developer.wordpress.org

キャッシュ設定

API Gateway のキャッシュ設定はデプロイのステージで設定します.画像のはキャッシュメモリサイズを 0.5GB に指定した場合です.

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なお,キャッシュのサイズに応じて時間料金の課金が発生します.

キャッシュメモリサイズ(GB) 時間あたりの料金
0.5 $0.02
1.6 $0.038
6.1 $0.20
13.5 $0.25
28.4 $0.50
58.2 $1.00
118.0 $1.90
237.0 $3.80

参考情報

docs.aws.amazon.com

まとめ

小ネタですが,AWS 外の API の呼び出し仲介として API Gateway を使ったのは初めてだったのでこんな使い方ができるのかと新鮮な気持ちでした.普段あまり触らないサービスを触ることで当然新しい刺激を得ることができました.