タダです.
勉強の一環で,12/24 に「AWS 認定 Advanced Networking Speciality」を受けて合格しました.今回は自分がどんな勉強をしたかを振り返り,今後受験される方の勉強の参考になればと思い書いていきます.
試験範囲について
試験範囲については試験のガイドで確認できます.ネットワーク関連サービスの特徴を理解して,各トピックでの設計や実装,運用管理に関する知識が問われそうだと認識しました.
「AWS 認定高度なネットワーキング – 専門知識」 (ANS-C00) 試験は、複雑なネットワーキングタスクを実行する個人を対象としており、大規模な AWS とハイブリッド IT ネットワークアーキテクチャの設計と実装に関する高度な技術スキルと経験を認定します。この試験で評価する能力は次のとおりです。
・AWS を使用してクラウドベースのソリューションを設計、開発、デプロイできる
・アーキテクチャの基本的なベストプラクティスに従ってコアとなる AWS のサービスを実装できる
・AWS のすべてのサービスで使用するネットワークアーキテクチャを設計および運用できる
・ ツールを活用して AWS のネットワーキングタスクを自動化できる
試験の比率
試験の割合が以下のようになっています.分野1,2の比重が高くなっているのでこの分野を中心に勉強していく方が良いかと感じました.
試験分野 | 試験における比重 |
---|---|
分野 1: 大規模なハイブリッド IT ネットワークアーキテクチャを設計し、実装する | 23% |
分野 2: AWS ネットワークを設計し、実装する | 29% |
分野 3: AWS タスクを自動化する | 8% |
分野 4: アプリケーションサービスとネットワークの連携を構成する | 15% |
分野 5: セキュリティとコンプライアンスを設計し、実装する | 12% |
分野 6: ネットワークの管理、最適化、トラブルシューティングを行う | 13% |
試験勉強で注力したこと
次に,試験に向けて注力して勉強したことをまとめていきます.大きく2つのことをやりました.
1. 問われるトピックを確認する
サンプル問題を解くことでどのような問題が問われるのかを確認しました.サンプル問題を解いてみた感じですが,Direct Connect,VPC,ELB,CloudWatch あたりが問われそうだと感じたのでこれらのサービスで足りてない知識を補うことにしました.
2. ネットワーク関連サービス知識を深める
ネットワーク関連サービスの理解を深めるために BlackBelt シリーズと各種ドキュメントをみていきました.特に分野1のトピックで Direct Connect が扱われるので Direct Connect のトピックを中心に知識を補填していきました.
分野 1: 大規模なハイブリッド IT ネットワークアーキテクチャを設計し、実装する
1.1 ハイブリッド IT の接続を実装する
1.2 シナリオに応じて、適切なハイブリッド IT アーキテクチャの接続ソリューションを導出する
1.3 AWS Direct Connect を使用して接続を拡張するプロセスについて説明する
1.4 AWS Direct Connect を利用する代替の設計を評価する
1.5 ハイブリッド IT アーキテクチャのルーティングポリシーを定義する
BlackBelt シリーズで見た物
ドキュメントで見た物
試験の結果
試験の結果は750点の合格ラインで752点でした.前回よりかなりギリギリ😇
まとめ
「AWS 認定 Advanced Networking Speciality」に向けて勉強した内容をおおまかにまとめました.かなりギリギリで合格できたものの今後のネットワーク関連のアップデートを追っていけないと更新の時に悲惨になりそうだなと振り返って思います.「Alexa Skill Builder Speciality」は来年3月に廃止になりますが最後合格してフルコンプを狙いたいと思います!