タダです.
業務で Datadog を使う機会が出てきたので,技術書典応援祭で見つけた「Datadog で始めるモニタリング基盤」を手に取らせていただきました.本書を読み終えて所感と一緒に本書を紹介させてもらいます.
技術書典応援祭のページ techbookfest.org
Booth booth.pm
概要
本書は全48ページで次の章立てになっています.
- 第1章 なぜ監視をするのか
- 第2章 本書で登場する技術についての説明
- 第3章 外形監視
- 第4章 サーバー監視
- 第5章 アプリケーション監視
- 第6章 ログ監視
本書を通じて勉強になったこと
本書で個人的な勉強になったポイントを列挙します.
サーバーレスの監視実践
Datadog でサンプルアプリケーションを使った URL 監視,AWS リソースの監視,アプリケーションの監視,ログ監視設定を実践ができます.サンプルアプリケーションは CloudFront と S3,ALB,Fargateを組み合わせた環境になっており,いわゆるサーバーレス構成になっています.自分自身 EC2 の監視で Datadog Agent を入れて監視を行ったことがあったのですがコンテナ環境の監視やアプリケーションの監視を実践する機会がなかったので経験できて良かったです.
Datadog 特有の設定や仕様を知れる
Datadog の通知文の変数やマネージドサービスの監視メトリクスの情報収集の仕様などが触れられているため,Datadog の監視を始める人にとって最短で押さえるべき知識をつけられます.特に通知は監視の肝ですが,独自の変数が使って行うため慣れが必要だと感じてます.本書で全ての変数を押さえられませんが,手を動かして通知文の設定できて勉強になります.
Datadog のナレッジが得られる
Datadog APM をどうやって運用していくか,Datadog で問い合わせしたい場合の方法といった Datadog のナレッジも本書から得ることができます.Datadog を使い始めたての人や気づきを得たい人にオススメの内容だと思いました.
まとめ
「Datadog で始めるモニタリング基盤」は実践的な設定を通して Datadog をこれから始める予定や始めたての人にとって有益な内容だと感じました.特に AWS の監視を Datadog で行おうとしている人や Datadog で監視を始めたがスピーディーに学びたい人にオススメです.
関連情報
公式ドキュメント docs.datadoghq.com
公式ブログ www.datadoghq.com
サービスステータス status.datadoghq.com