タダです。
今日は、CloudwatchのメトリックスでEC2/ELB/RDSの監視対象となっているものを纏めようと思います。
基本
データは自動的に5分間無料で取得できる。2週間しかデータを保管できない。
詳細
1分間のデータを取得できる。追加料金が必要。
EC2
EC2で消費しているリソースのチェック。EBSは別サービスのため、監視対象外。
CPUCreditUsage : (T2 インスタンスにのみ有効)指定した期間内に消費される CPU クレジット数。インスタンスに割り当てられた仮想 CPU による命令を処理するために使用される、物理 CPU の時間を識別する。
CPUCreditBalance : (T2 インスタンスにのみ有効)インスタンスが累積される CPU クレジット数。どのくらいの期間のインスタンスが指定されたレートのベースラインパフォーマンスレベルを超えてバーストできるかを判断する
CPUUtilization : 割り当てられた EC2 コンピュートユニットのうち、現在インスタンス上で使用されているものの比率。
DiskReadOps : 指定された期間にインスタンスで利用できるすべてのエフェメラルディスクでの、完了した読み取り操作。EBSは別メトリックス。
DiskWriteOps : 指定された期間にインスタンスで利用できるすべてのエフェメラルディスクへの、完了した書き込み操作。EBS]は別メトリックス。
DiskReadBytes : インスタンスで利用できるすべてのエフェメラルディスクでの、読み取られたバイトの数。
DiskWriteBytes : インスタンスで使用できるすべてのエフェラルディスクでの書きこまれあバイトの数。
NetworkIn : すべてのネットワークインターフェースでのインスタンスによって受信されたバイトの数。1つのインスタンス上での1つのアプリケーションへのネットワークトラフィックの量を表す。
NetworkOut : すべてのネットワークインターフェースでのインスタンスから送信されたバイトの数。1つのインスタンス上での1つのアプリケーションからのネットワークトラフィックの量を表す。
ELB
ELBは60秒間隔でメトリックスを測定し、送信する。ELBを経由するリクエストが無いか、メトリックスのデータが無い場合、メトリックスは報告されない。
HealthyHostCount : 各AZの正常なインスタンス数。クロスゾーン負荷分散が有効な場合、すべてのAZに渡って正常なインスタンスの数が算出される。
UnHealthyHostCount : 各AZの異常なインスタンス数。クロスゾーンの負荷分散が有効な場合、すべてのAZに渡って異常なインスタンスの数が算出される。
RequestCount : 受信され、登録されたインスタンスにルーティングされた、完了したリクエスト数。
Latency : リクエストがロードバランサーから送信され、応答を受信するまでの経過時間(秒)。
BackendConnectionErrors : ロードバランサーと登録されたインスタンス間で正常に確立されなかった接続数。エラーが発生すると、ロードバランサーは接続を再試行するため、このカウントはリクエストレートを上回る。
SurgeQueueLength : 登録されたインスタンスへの送信が保留中のリクエストの合計数。
SpilloverCount : キューがいっぱいなため、拒否されたリクエストの総数。
RDS
RDSでは、デフォルトで詳細モニタリングを行う。
BinLogDiskUsage : マスターでバイナリログが専有するディスク領域の量。MySQLリードレプリカに適用される。
CPUUtilization : CPU使用率。
CPUCreditUsage : (T2インスタンスのみ有効)指定した期間内に消費されるCPUクレジット数。このメトリックスはインスタンスに割り当てられた仮想CPUによる命令を処理するために使用される物理CPUの時間を識別する。
CPUCreditBalance : (T2インスタンスのみ有効)インスタンスが累積されるCPUクレジット数。このメトリックスはどのくらいの期間のインスタンスが指定されたレートを越えてバーストできるかを判断するために使う。
DatabaseConnections : データベースへの接続数。
DiskQueueDepth : 未処理のディスクI/Oアクセスの数。
FreeableMemory : 使用可能なRAMの容量。
FreeStorageSpace : 使用可能なストレージ領域の容量。
ReplicaLag : ソースDBインスタンスからリードレプリカDBインスタンスまでのラグMySQLリードりプレ化に適用される。
SwapUsage : DBインスタンスで使用するスワップ領域の量。
ReadIOPS、WriteIOPS : 1秒あたりのディスクI/O操作の平均回数。
ReadLatency、WriteLatency:1回あたりのディスク操作の平均回数。
ReadThroughput、WriteThroughput:1秒あたりのディスクからの平均読み取りバイト数と書き込みバイト数。
NetworkReceiveThroughput、NetworkTransmitThroughput:モニタリングとレプリケーションに使用する顧客データベーストラフィックとRDSトラフィックの両方を含む、DB インスタンスの受信/送信ネットワークトラフィック。
以上です。