タダです。
今回は3章です www.oreilly.co.jp
3.1
- GCP、Azure、AWSへのKubernetesインストールする
GCPの場合
- GCPでは、Google Kubernetes Engine(GKE)を提供している
- 利用するにはGCPのアカウントと、gcloudがインストールされる必要がある
# 設定を初期化 $ gcloud init # デフォルトゾーンの設定 $ gcloud config set compute/zone us-east-a # クラスタの作成 $ gcloud container clusters create kuar-cluster # クラスタの認証情報を取得する $ gcloud auth application-default login
Azureの場合
- Azure Container Serviceの一部としてKubernetesを提供している
- 簡単に始めるためには、Azure Cloud Shellを使うこと
- このシェルには azコマンドが自動でインストールされ、設定済みとなっている
- シェルが動作したら次のコマンドを実行していく
# リソースグループの作成 $ az group create --name=kuar --location=westus # クラスタを作成 $ az acs create --orchestrator-type=kubernetes --resource-gorup=kuar --name=kuar-cluster # クラスタの認証情報の取得 $ az acs kubernetes get-credentials --resource-group=kuar --name=kuar-cluster # kubectlインストール $ az acs kubernetes install-cli
AWSの場合
AWSでは、Kubernetesのサービスは、Amazon EKS(β版)が提供されている aws.amazon.com
小さいクラスタを立ち上げるなら、Quick start for Kubernetes by Heptioを参考にする(CloudFormationのテンプレート)
- 完全な管理を求めるならば、kopsを使ってAWSへインストールするチュートリアルもある
3.2
- ローカル開発環境が必要、クラウドサービスに課金したくない場合はminikubeをインストールできる
- minikubeはテストや開発用のシングルクラスターであるため、信頼性はない
- minikubeは
https://github.com/kubernetes/minikube
からダウンロードできる - minikubeのインストールしたら、以下のコマンドを使ってクラスタを作れる
$ minikube start # クラスタ停止 $ minikube stop # クラスタ削除 $ minikube delete
3.3
- ラズパイでKubernetesを動かすことも可能(詳細な手順は付録レベルのため割愛)
3.4
- Kubernetesのクライアントは、kubectl
- kubectlには、Pod、ReplicaSet、ServiceなどのKubernetesオブジェクトを管理できる
- kubectlの操作の一例は以下のようなもの
# クラスタのバージョン確認 $ kubectl version # クラスタのステータス確認 $ kubectl get componentstatus # ワーカーノードの表示 $ kubectl get nodes # ノードの情報を詳細に表示する $ kubectl describe nodes node-1<ノード名>
3.5
- Kubernetesの特徴の一つにKubernetesクラスタを構成するオブジェクトはKubernetes自体からデプロイされる
- Kubernetesオブジェクトのいくつかをみていく
- Kubertes proxyはKubernetesクラスタ内のロードバランスされたServiceにネットワークトラフィックをルーティングする役割を担っている
- このためプロキシはクラスタ内の各ノードで動作している必要がある
- Kubernetesは内部にDNSをもっている
- KubernetesのGUIは、kubernetesのDeploymentとして管理される
- ロードバランスのためのServiceもある
次回は4章です。