タダです。
re:Invent 2016が終わりましたが、新しい発表目白押しでしたね! 今週のアップデート情報をまとめていきます。
1、CloudTrail の更新 – Amazon S3 オブジェクトレベルの API アクティビティのキャプチャと処理
S3のオブジェクトレベルのAPIアクディビティのキャプチャする機能が追加されました(データイベント)
S3には様々なログが格納されるが、例えばS3にログを格納するAPIがコールされた時のログを収集するできるようになりました
2、AWS ストレージの更新 – S3 と Glacier の値下げ + Glacier に追加された取得オプション
S3とGlacierの値下げが12/1より適用されています
S3の料金体系も6段階から新しい3段階に簡略化されています
3、アプリケーションパフォーマンスのパーセンタイルと AWS アプリケーションロードバランサーへのリクエストのトレース
- CloudWatchのパーセンタイルを使ってELBやALBのメトリクスでアプリケーションパフォーマンスを監視する方法を紹介しています
4、AWS Mobile Hub を使用したエンタープライズモバイルアプリの構築 – 新規ユーザーの管理と SaaS 統合
- Mobile Hubでユーザー認証の方法として、SAMLやSaaS(SalesForceなど)と連携できるようになりました
5、最良のアーキテクチャ、バックワードアプローチを通して前進する
- Well-Architected Frameworkに運用の項目が追加されました
6、革新、S3ストレージ管理の4つの新機能
- S3の追加機能として、S3オブジェクトのタグ付け、S3分析・ストレージクラス分析、S3インベントリ、S3のCloudWatchメトリクスの追加が行われました
7、[APN] 適任のAPNパートナー様が検索できる、AWS Partner Solutions Finderを発表しました
- APNパートナーを検索する機能が追加されました
8、AWS Organizationsのプレビューが始まりました
9、Amazon Athena – Amazon S3上のデータに対話的にSQLクエリを
AthenaはPrestoをベースにしていて、JSON、CSV、ログファイル、カスタム区切りのテキスト、Apache Parquet、Apache ORC等を含む様々なフォーマットにクエリが実行できる
10、Amazon Lex – 対話的音声&テキストインターフェースを構築
深層学習技術を使って会話アプリを支援する、Amazon Lexがリリースされました
Facebook Messagerがサポートされているが、SlackやTwilioも現在サポートするように準備中です
11、Amazon Rekognition – 深層学習による画像検出と認識
- 画像解析サービスのAmazon Rekognitonがリリースされました
12、Amazon Polly – 文章から音声へ、47の声と24の言語
テキストメッセージを音声出力できる、Amzon Pollyがリリースされました
現在、47の男性と女性の声で、24の言語をサポートしています
13、AWS Greengrass -ユビキタス, 現実世界におけるコンピューティング-
14、AWS Snowball Edge – より多くのストレージ, ローカルエンドポイント, Lambdaファンクション
SnowballのファミリーにAWS Snowball Edgeが追加されました
Snowball Edgeは100TBのストレージを搭載しています、処理は、Lambda-poweredをローカルで実行してS3にアップロードできます
15、AWS Snowmobile – エクサバイトのデータを数週間でクラウドに移動
物理的には、Snowmobileは長さ45フィート、高さ9.6フィート、幅8フィートの耐久性のある耐タンパー性輸送コンテナです。防水性があり、気候調節性があり、既存のデータセンターに隣接するエリアに駐車することができます。それぞれのSnowmobileは350KWの交流電力を消費します。現場に十分な容量がなければ、発電機を手配することも可能です。
16、次世代のメモリ最適化EC2インスタンス(R4)
17、EC2インスタンスタイプのアップデート – T2, R4, F1, Elastic GPUs, I3, C5
18、開発者プレビュー ー EC2 Instances (F1) with Programmable Hardware
19、進行中 ー Amazon EC2 Elastic GPUs
- Amazon EC2 Elastic GPUsがM4、C4、X1インスタンスで使えるようになりました
20、Amazon CloudFront の新しいエッジロケーション、リージョナルエッジキャッシュの発表
CloudFrontに新いエッジロケーションが追加されました
9つの新しいリージョナルエッジキャッシュは北バージニア、オレゴン、サンパウロ、フランクフルト、シンガポール、ソウル、東京、ムンバイ、シドニーにあります
これらの場所は、発信元Webサーバーと、視聴者に直接トラフィックを提供する68のグローバルエッジロケーションの間に位置します
21、改善されたAWS IoT Buttonデベロッパーエクスペリエンスの発表
22、新しい T2.Xlarge および T2.2Xlarge インスタンス
23、AWS X-Ray – 分散アプリケーションの内部を見る
24、AWS CodeBuild ― フルマネージドのビルドサービス
- Code系のサービスにフルマネージドのビルドサービスであるAWS CodeBuildが追加されました
25、Blox – Amazon EC2 Container Serviceのための新しいオープンソーススケジューラ
イベントストリームを処理してクラスタの状態を追跡したり、クラスタ内の各コンテナインスタンスにタスクを1つだけ実行するデーモンスケジューラも含まれている、状態をREST APIで利用可能にするBloxが発表されました
これはオープンソースプロジェクトになり、追加機能要望をプルリクできるようです
26、AWS Personal Health Dashboard – 関係するリソースの管理
27、Amazon Pinpoint – AWSで目標を達成する
ユーザーの関与を促進するためのターゲットを絞ったキャンペーンの実行を容易にする新しいサービスであるAmazon Pinpointがリリースされました
Mobile Hubと連携してモバイルアプリのキャンペーンを簡単に設定できるようです
28、Lambda@Edge – プレビュー
- CloudFrontのリクエストやレスポンスを処理する、Lambda@Edgeのプレビューが開始しました
29、AWS Step Functions – ビジュアルワークフローを使ったアプリケーションのビルドと配布
- アプリケーションのワークフローを作れる、AWS Step Functionsがリリースされました
30、AWS Shield – DDoS攻撃からアプリケーションを保護
- DDoS対策のフルマネージドサービスを行う、AWS Shieldがリリースされました
31、新機能 – Virtual Private Cloud での EC2 インスタンスの IPv6 サポート
32、Amazon AppStream 2.0 – AWSからデスクトップアプリをストリーミング
- デスクトップアプリケーションをWebブラウザに配信するためのフルマネージドかつセキュアなアプリケーションストリーミングサービスである、Amazon AppStream 2.0がリリースされました
33、AWS Batch – AWSでバッチ処理ジョブを実行する
- EC2をど的にスケーリングされたセットでコンテナイメージとアプリケーションで実行できる、AWS Batchがプレビュー版として提供されました
34、Amazon Aurora アップデート – PostgreSQL 互換のエンジン
- Auroraのアップデートとして、PostgreSQL互換エンジンがリリースされました
35、Amazon Lightsail – AWSの力、VPSの簡単さ
きなオペレーティングシステム(Amazon Linux AMI,Ubuntu,CentOS,FreeBSD,Debian)、開発環境(LAMP, LEMP, MEAN,Node.js)やアプリケーション(Drupal,Joomla,Redmine,GitLabなど)を立ち上げることができます
以上が今週のアップデートになります。 たくさんでしたね。。。